2024.04.08 08:02草葺屋根富山市民俗民芸村の草葺屋根。富山県は五箇山の合掌造りが草葺で有名ですが、数十年前までは散居村の農家の主流は草葺き屋根でした。雪の多い地域なので幾重にも草が葺かれています。現代はコストや手間の関係でほとんどの家は瓦屋根に変わっていますが、県内ではかろうじて草葺屋根の家をいくつか目に...
2024.03.30 07:46長持(ながもち)日本の昔の農家では箪笥や押し入れが使われる前に、衣類や寝具、座布団を収納するための長方形の木箱である長持が使われていました。これは桐や杉などの木で作られています。嫁入りの時に実家から持参する道具を入れたので、籠のように担いでゆくための金具がとりつけられています。今でも北陸の古民家...